敷金礼金なし物件のメリット・デメリット
2025年10月27日
🏡 お部屋探しで失敗しないために
最近、賃貸物件では「敷金礼金なし」の掲載をよく見かけます。
特に初期費用を抑えたい方に人気の条件ですが、実はメリットだけでなく、注意点も存在します。
今回は、現場で多くの契約に携わる不動産会社の目線から、分かりやすく解説いたします。
✅ そもそも敷金・礼金とは?
敷金とは
退去時の原状回復費用に備えた預かり金、状況により返金あり
礼金とは
家主へのお礼として支払う費用、返金なし
🌟 【メリット】敷金礼金なしの魅力
⭐️ 初期費用がぐっと抑えられる
通常、家賃8万円の場合
→ 敷金1ヶ月 + 礼金1ヶ月 = 160,000円が不要に。
引越し時の 家具家電購入費に回せるのは大きなメリットです。
⭐️ 「試し住み」や短期滞在に向いている
・転職や上京で土地勘がない
・一旦住んで、環境に慣れてから本命物件へ
といった “まず住む” 用途に最適。
⭐️ 物件の選択肢が増える時期がある
繁忙期後や新築後の埋まり待ち期間など、
オーナー側が入居を優先するタイミングに出やすい条件です。
⚠️ 【デメリット】気をつけたいポイント
‼️ 退去時の費用が高くなるケースがある
敷金がない分、原状回復費が退去時に実費請求されます。
壁紙・床の傷・ハウスクリーニングなど、気づかない負担が増えることも。
‼️ 家賃や更新料が相場より高いことも
「初期費用が安い分、毎月の家賃が高め」
というケースも少なくありません。
‼️ クリーニング代・契約事務手数料などが別途かかる場合
\→ 表示の家賃が安くても、
契約時にまとめて費用が発生することがあるため注意。
💡 結論|敷金礼金なしは“上手に使えば” お得
敷金礼金なしは、初期費用を抑えたい方にとって非常に魅力的です。
ただし、退去費用や毎月の家賃条件をしっかり確認することが大切。
「引っ越しは最初が安いか、最後が安いか」の考え方が重要です。
街と人が重なり合う、その瞬間に“暮らし”が生まれます。
次回も、「街角からこんにちは!今日の不動産メモ」を。
どうぞお楽しみに
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